FAXDMを送ったのに、思ったほど反響が出なかった。そんなとき、見直すべきなのは配信先のリストだけではありません。受け取った相手が数秒で「自社に関係がある」と判断できるかどうかは、原稿のつくりで大きく変わります。 FAXDMは、紙に出力された1枚で勝負する施策です。だからこそ、原稿づくりの基本を押さえることが成果への近道になります。
目次
受信者が見るのは「最初の数秒」
FAXは、受信すると紙として出力され、担当者の目に触れます。ただし、じっくり読んでもらえるとは限りません。多くの場合、手に取ってから数秒で「読む」か「破棄する」かが決まります。 そのため原稿では、上部の見出しだけで内容が伝わる状態を目指します。
キャッチコピーは「誰に・何を」を明確に
反応を得やすい原稿は、自分ごととして受け取ってもらえる工夫がされています。 例えば、次のような工夫です。 • 「製造業の総務ご担当者様へ」のように対象を明示する • 「〇〇の手間を減らす方法」のように得られる変化を示す • 「〇月〇日まで無料」のように期限や特典を添える 「新サービスのご案内」だけでは、誰に向けた何の話なのかが伝わりません。
情報は盛り込みすぎない
伝えたいことが多いほど、原稿は文字で埋まりがちです。しかしFAXは、白黒で解像度も高くないため、細かい文字や複雑な図は読みにくくなります。 1枚の原稿で伝えるのは、次の3点に絞ると整理しやすくなります。 • 相手にとってのメリット • サービスの概要 • 次に取ってほしい行動 詳細はWebサイトや資料に任せ、FAXでは「興味を持ってもらうこと」に集中しましょう。
申込みのハードルを下げる
FAXDMでは、反応の方法を用意しておくことも重要です。 • 返信用のFAX申込欄 • 電話番号 • QRコードからのLP誘導 など、複数の窓口を設けておくと、相手の好みに合わせて反応してもらいやすくなります。 「資料請求」「無料相談」のように、気軽に行動できるオファーとの相性も良好です。
読みやすさは見た目で決まる
白黒で出力されることを前提に、デザインを組み立てます。 ・ 背景色は使わず、白地に黒の文字を基本にする ・ 見出しと本文の文字サイズに差をつける ・ 罫線や囲みで情報のまとまりを見せる ・ 余白をとり、窓口の情報をまとまった位置に置く カラーで作った原稿は、白黒に変換して確認しておくと安心です。
配信停止の案内も忘れずに
FAXDMを継続的に活用するうえでは、受信者への配慮も欠かせません。配信停止を希望する場合の連絡先を原稿に記載しておくことで、信頼を損なわない運用につながります。
まとめ
FAXDMの原稿づくりで大切なのは、次の5点です。 • 最初の数秒で伝わる見出し • 「誰に・何を」が明確なキャッチコピー • 情報を絞った1枚構成 • 反応しやすい申込み導線 • 白黒でも読みやすいデザイン

同じリストに送っても、原稿が変われば結果は変わります。まずは基本を押さえた1枚から始め、反応を見ながら改善していくことが成果への近道です。
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